「役者たちの修行日記」

2013年07月17日

荒んだり癒されたり

奥村ですがね。

さっきチャリで通りかかった高円寺あたりのでかいマンション。
救急車が赤色灯回してその前に停車している。
夜、赤色灯はすんげぇ刺激的。
近寄ると、思いのほかそこより離れた手前に、二人の制服警官と1人の婦人。逆光で顔は見えない。
チャリで通り過ぎようとした時、警官の1人が無線で誰かに何かを報告する声が聞こえた。

「死んでやるといって…」

しか聞こえなかった。
そこから家に着くまでの数分間、頭の中にあんなこんなドラマが渦巻き興奮状態。
今日の場当たりで、あそこをこう、ここはこっちで、と変更された部分、おさらいしなきゃならんが…。隣の部屋からショムニのドラマが大音響で…。

集中できないまま、興奮状態のまま、今日はなかなか寝付けないだろうな。3分はかかるかも。

写真は益子焼き。
我が家でまず出迎えてくれる。
いつもニコニコ迎えてくれる。
現実逃避できる。image.jpg

2013年07月13日

投票日

奥村ですがね。

まず有権者の皆様に強く訴えたいのは、この7月21日(日)は参議院議員選挙の投票日だということであります。

今回の各党の争点は、言わずもがな。「虚人の世界」を見に行けば世界が平和になるのかどうか。
「虚人の世界」を認めるのか認めないのか。
各党激しい論陣を張る中、政界の長老オクジィの次の発言が話題になってるようです。

「虚人って巨人?」

オーマイガー!

オクジィは置いといて政治評論家の川辺さんに話を伺いましょう。
「川辺さん。今回の政局は余談を許さない情勢だと思われますが、川辺さんの分析をお聞かせください。」
「うーん。虚人って、なんか、難しいよね。パネルの移動とかなんか細かいし…」
「そうよね!そもそもね。この台本ねぇ。セリフ入りにくいのよね。」
おっとー。割り込んで発言するM嬢。あ、SMのMじゃないよ。
「それはそうだけど、作家には作家の具現化したい世界があったわけで、それは尊重すべきだと思うのよね。」出た。Mi嬢のごもっとも分析。「そんなことより、私の出番なんでこんなに少ないの?」食ってかかるY嬢。

21日は虚人の世界は昼公演しかないんです。
昼公演は14:00〜。この日はそれのみ。絶賛発売中。

妙に忙しい日曜日。なんか好きになりそな予感。あたし!投票したあと虚人みに行く!巨人じゃないよ!

虚人、大砲、甘納豆。甘納豆は草加の濡れ甘納豆。

投票に行くってことが、とりあえず、日本を救う。はず。そしてそのあと中野MOMOへ。
疲れ果てて、段取り間違う奥村の姿を見て笑ってやろうというヤカラ。ふっふっふっ。見にくれば?
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2013年07月08日

ハニーシャポー

image.jpg奥村ですがね。

ハニ・シャポーさんちゅう植物写真家?を捉えたNHKドキュメンタりー、昨日たまたま見ました。お名前、漢字でしたが、なんかあまり見ない字だったし、ご自身の車のボディーに書いてある字も確か、英語だったような…。

身近な植物の「動く」姿。しかも美しい姿。恐るべき美しさでした。買ってきた椎茸の胞子の舞とかね。

ウィンブルドン男子決勝見ながらだと集中できんわ。ジョコビッチって強いね。「ジョコビッチが勝つとユニクロが喜ぶんだよ」と息子が言うのがなんか面白い。お?マレーの方が優勢?なんか緊迫のゲーム展開。

ん?虚人?ちょっと待って。
おう。マレー2セット連取。

虚人。やっとるよ。当たり前じゃん。実寸の昼稽古に入ったよ。
なんかねぇ、美術プランを聞いてた段階では大したことねぇやって感じだったのが、実際仕込んでみようとすると、あ、こりゃ大変、てなるわけさ。いつものことだけど。

ウィンブルドンとか相撲とか、ボクシングとかサッカーとか。
いつも思うけど、頂点の人々の戦い、面白いわ。
そういうハイレベルな緊張感がどれほど気持ちいいか、想像するだけで鳥肌もんだ。

虚人。

そういうハイレベルに、いってる?

いってる。

写真は実寸稽古に仕込んだカーテンレール。吊るのはカーテンなのか?


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2013年07月01日

奥村ですがね。

親族紹介。
前回公演「恐怖が始まる」を見に来てくれた。
写真左は叔父。私が27年前?上京し、劇団一跡二跳としての旗揚げ公演を見に来てくれた唯一の親族。母と同い年。今、81。
ん?ということは当時五十四?五?今の俺の歳と同じくらい?
ああ。そういう頃、田舎から出てきた甥っ子が東京で芝居をやるというから見に来た、ということか。
なんか不思議な感覚。甥っ子って今俺にはいないから、比較できないけど、どんな思いで、見に来てくれたんだろう。
そして今、足腰が弱り、外出もままならない歳になって、再び甥っ子の芝居を見にくる、って、どういう思いなんだろう。

写真右は兄。実の兄。
この人が私の人生にどれほど大きな影響を与えたか。そして今も。
感謝の言葉を言い尽くせない。
ありがとう。

身内のことになると、うまく舌が回らない。すまないねぇ。

若い頃。舞台に立つ時。見返してやりたい相手がいた。普段の俺はグズグズだけど、舞台では凄いんだぞ!的な。別に叔父がその相手ということじゃないけど。

最近、ちょいと気分が違う。
「濃くて密な空気を薄めることなく、さらに濃くする存在でありたい」という願い。

「どうでした?」叔父に聞いた。
「芝居のことは、よう分からん。」
…。


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2013年06月15日

『死に顔ピース』

 昨日、『死に顔ピース』桐蔭学園公演を上演してきました。
この作品は再演になるのですが、改めて素敵な作品だなぁと、演じている自分も感じさせていただきました。
観てくれた中学三年生のみんなにも、伝わるものがあれば、非常に嬉しいです☆

明日は、ワンツーワークス・ワークショップです。
二十人の参加者と共に、有意義な時間過ごしてきます。
参加者のみなさん、よろしくお願いします♪

ホームページやフェイスブックを使い、ワンツーワークスをもっと表現していければと思っています。
来週からは、『虚人の世界』の稽古もはじまります。この「稽古ブログ」もアップしていきます。

時間があるときに、ちらっと覗いていただけるよう。エイエイおー!
よろしくお願いします。

2013年05月14日

ワンツーワークスは不滅です。

奥村ですがね。

5月14日火曜日の朝日新聞朝刊に「オオタカの希少種解除検討」という記事がのってましてね。

生息数が回復したので、捕獲や譲渡が原則として禁止されてる「希少野生動植物」の指定を解除する検討を始めるっつーんですがね。これ、あれじゃねーの?オオタカがいるっつーんで、森林の伐採計画に待ったがかかった、白神山地、だっけ?あの伐採を実行するための下準備じゃねーの?ほんと、回復してんのかね?

マットーに行ったら勝ち目ないから手続き法から変えようっちゅう、あの憲法改正の前段階の96条改正理論?と似たような「薄汚い」発想からなんじゃないの?
「濃い汚い」俺が言えるようなことじゃないかも知れんが、素直に「生息数回復バンザイ」と思えないんだよな。

オオタカさんの生息数は回復しても、ワンツーワークスの客数は…。そして芝居の出来具合は?
ふっふっふっ。
なんと!買わねば当たらない6億円!見なけりゃ分からないワンツーワークス。ライブライブライブ。

ピンボケ写真の左下の花には一匹のミツバチ。


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2013年05月08日

下がるな!危ない!

奥村ですがね。

上り坂交差点。 青信号。
先頭の消防車、何度かズルズル下がるも前進せず。三歩下がってニ歩進む。
完全装備の消防隊員、ドヤドヤ四人降りて、周囲に配置。
信号二三回かけて何度かブルブルした挙句やっと前進。

下手な新人さんが坂道発進に手間取っただけとは思うが、さすがにフル装備で消防隊員が出てくると、なにやってんだよう、という声は上がらず。そのへんが面白い場面でした。

三歩下がってニ歩進む。結局一歩下がってる?うちの芝居と同じじゃないよね?


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2013年04月30日

ハイエース

奥村ですがね。

わたしゃ、ハイエースっちゅうやつがメチャ好きなのさ。
特にルーフキャリアがついた姿。
惚れ惚れするくらい美しいと思うのさ。完成された美しさっちゅうか、極められた機能美っちゅうか。
んで、今日はそのハイエースで、劇団のハイエースで稽古場へ向かうのさ。ルンルンさ。

おっと、芝居芝居。もちろん話の全貌がまだ見えるはずもなく、すでにあるものをひたすら磨き上げる訳だが、これはこれで奥が深い。時間もないし、昨日来た分は今日はもう脚本離して立ち稽古、の日々が続く訳さ。
さて、スリル満点な稽古にルンルン気分のハイエースが行くぞ!

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2013年04月23日

またカウント変更!

奥村ですがね。

ムーブのカウントがまた変わっちまったぜ。すぐ、対応できるとこなんざ、さすが俺様だけのこ…あれ?カウント見失った。
なぁに。河童の川流れ。弘法も筆の誤り。あれ?どこでビュンだっけ?あれ?二回だっけ?

須藤元気さんとこが一万人ライブやったって、凄いね。あやかりたいもんだ。でも、一万人の客なんていたら、人酔いしちまいそうだな。

おっと、セリフセリフ。
わめいてみたぜ。声枯れそうだ。喉痛いわ。ダメだなこりゃ。ドシロートじゃないんだから。ドシロートと言えばロート製薬って目薬だっけ?最近焦点合わなくってさ。昔は2キロ先の人がイヤリングしてるかどうかが見える、なんて豪語してたのも、まんざら大ウソでもなかったのになぁ。いかんいかん。年寄りが自虐ネタ言うと、哀れに見えるからやめとこ。

関係ないけど、東京駅の近くにJPタワーってのができて、その隣の東京ビル?と地下通路がつながって、京葉線のホームまで結構近道ができたんだけど、その地下通路に店がずらっと並んでさ。設計者はどうか知らんが俺のイメージは「上海の路地裏」でさ、なんか感じいいのさ。いっぺん飲みに行きてぇな。

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2013年04月16日

スーパースロー磨き

奧村ですがね。

 「ビュン」から「超スロー」にいく時、片足上げたままだと軸が動かないから「ビュン」の時、ばれないように両足ついとくっていうのはどう?と提案したものの、みんなが同じってのも変だし、それも含めいろいろなストップがあっていいんじゃない?ということになりました。
……。
分かるかな?分っかんねぇだろうなぁ。
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2013年04月04日

取材?

奧村ですがね。

東京駅そばにJPタワーオープン。通りすがり、一階吹き抜けにでかいパネル。そばの八角形のベンチに座りパシャリ。と、左下に写ってる警備員さんが気になった。しばらく見てたが殆ど動かない。

ファイルを握り直しました。
右手を口に持って行き咳をしました。続けて左手を口に持って行き咳をしました。その時ファイルが落ちそうになり、おっとっとという感じで右側に振り返り、ファイルを握り直し元の姿勢に戻りました。その時、メガネをかけていることがわかりました。

右側から近づいた若い男が道を尋ねたようです。左手を挙げてなにか告げました。元の姿勢に戻りました。まだ一歩も足を動かしていません。

パネルを見ていたふたり連れの男が振り返って近づき何か声をかけました。おっ!左足を半歩左へ出して左手を挙げあちらですという仕草をしました。と、ほとんど同時に2人組のおばちゃんが右側から来て何か声をかけました。左手を挙げあちらですという仕草。

右側から来たチャラいおじさんが声をかけました。左手を挙げあちらですという仕草。

右を見、左を見。

おっ、左足をちょっと広げました。右側から女性が近づき声かけ。左手を挙げあちらです。
右側からふたり連れの女性。左手を挙げあちらです。

左に顔を振りました。

ちょっと踵をあげてルン。

30分の間に動いたのはこれだけです。
私が飽きてきました。

パネルに近づき、映像を見ました。福島の三春町の滝桜を地元の人が力をあわせて描いた大作である紹介。なるほど警備がつくはずだ。

同じ制服を来た人が二人来てにこやかに会話。左手を挙げあっちと案内。元の姿勢に戻る。

40分経ちました。我慢できなくなり、声をかけました。

「40分前からみてるんですが、このパネルの警備ですよね?」
「いえ、この足元の金属が浮くので(通行人に支障ないように)
立っててくれ、ということで。」
確かに足元に人一人立つ大きさで八角形の金属のスノコ?
「え?このパネルとは関係ない?」「はい。」
「ちなみに、何人か道を聞かれてたように見受けましたが、どこを聞かれたんですか?」
「駅はどこですか?って」
「あなたはいつまでここにいるんですか?」
「一応8時から9時までで。あと数分です。」
「じゃ、また誰かが来て、同じように立ってるわけですか?」
「ま、それはいろいろあって。とりあえず私は9時までです。」
「そのファイルは何のファイルですか?」
「案内用の…。」
チラッとみると、JPタワーのフロア平面図。
…。

結果つまんない、ですが、なんちゅうか、最初は世の中にはこんな仕事もあるんだよ紹介、みたいな気持ちがあった私が、そこで40分も観察し、果てには声を掛けると言う、「ドキュメンタリーシアター取材好き好き症候群」に罹患している私にビックリ。

でもなんか、面白い経験でした。

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2012年10月07日

ブログをご覧の皆様へ お知らせです♪

いつもワンツーワークスの稽古ブログをご覧いただきありがとうございます。

先日から、11月公演『産まれた理由』の稽古が本格的にスタートしましたexclamation×2

『産まれた理由』はドキュメンタリーシアターということもあり、
取材開始の5月から、特設ブログを設けていまするんるん

『産まれた理由』メイキング
http://ameblo.jp/umaretariyuu-12/

稽古ブログはこちらで展開中ですので、是非覗いてみてくださいグッド(上向き矢印)
よろしくお願いしますexclamation

2012年07月04日

桐蔭学園公演 花伝舎最後の夜

どーも!ひぐらしです☆
芸能花伝舎最後の夜…泣いても笑っても明日から劇場入りです…
………
これ飲んで気合い入れるぞ―!!

演出部 日暮一成

2012年06月09日

広がる妄想‏

『みんな豚になる』稽古を見てた。細かくは割愛するが、
私は幽霊部員みたいな参加の仕方である。

長くなるから先へ進む。

先週、関谷みかちんが風邪をひいていたらしく、変な声だった。
みかちんは辛そうで可哀想だったけど、見てたこちらは、想像力掻き立て捲り祭り。

以下、私の“総務部イキオクレお局寒川さん”の日常の妄想だ↓↓↓
■昨日は一人でカラオケボックスに。
歌いなれた歌なのに…高音が思いのほか辛かった…なぜ?
■オペラをこよなく愛する寒川女史。
最近、音大生向きマンションに入居。独学の発声法は筋トレ並み…
■子供の頃にバカにされていた掠れた声も、年月を経て本人は開き直りました。
たとえ他人が聞き取れなくとも、それは相手の集中力欠如。私、構わず喋ります。

な〜んて(笑)

もうすっかりみかちんの喉は治り、普段通りの超クリアな発語に戻ってました。
しかし…思いもよらない声…って、不思議なもんだな。ちょっと、覚えておこう。


山下夕佳

2011年11月02日

ピエロ?クラウン?

加島博美でございます。

11月より実寸稽古が開始しました。パネルがたち小道具が準備され、また一服のためのケータリングもあり、本格的な芝居作りって感じで、なかなか良いですな。

さて、今回の芝居「死に顔ピース」にも出てくる赤い鼻の道化者。日本では「ピエロ」と呼ばれることが多いのですが正式には「クラウン」といいます。
18世紀のイギリスでサーカスの中で“おどけ役”を演じていた「グルマルディー」と言う役者が自らのことを「クラウン」と名乗ったのが始まりだとされています。
これは クラウド(clowd=田舎もの・のろま・まぬけ・おっちょこちょい、など)から派生したと思われ、“どんくさくて皆の笑いもの”という意味の言葉のようです。

赤い鼻の道化者を「ピエロ」と呼ぶのは日本だけです。海外で「ピエロ」と言ってもまったく通じません。なぜに日本だけ「ピエロ」と呼ばれ続けているのでしょうね。。。。

クラウンの中には赤い鼻をつけない者もいます。

写真は我がクラウンの師匠Moshe Cohen。赤い鼻はつけません。
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