「役者たちの修行日記」

2013年04月04日

取材?

奧村ですがね。

東京駅そばにJPタワーオープン。通りすがり、一階吹き抜けにでかいパネル。そばの八角形のベンチに座りパシャリ。と、左下に写ってる警備員さんが気になった。しばらく見てたが殆ど動かない。

ファイルを握り直しました。
右手を口に持って行き咳をしました。続けて左手を口に持って行き咳をしました。その時ファイルが落ちそうになり、おっとっとという感じで右側に振り返り、ファイルを握り直し元の姿勢に戻りました。その時、メガネをかけていることがわかりました。

右側から近づいた若い男が道を尋ねたようです。左手を挙げてなにか告げました。元の姿勢に戻りました。まだ一歩も足を動かしていません。

パネルを見ていたふたり連れの男が振り返って近づき何か声をかけました。おっ!左足を半歩左へ出して左手を挙げあちらですという仕草をしました。と、ほとんど同時に2人組のおばちゃんが右側から来て何か声をかけました。左手を挙げあちらですという仕草。

右側から来たチャラいおじさんが声をかけました。左手を挙げあちらですという仕草。

右を見、左を見。

おっ、左足をちょっと広げました。右側から女性が近づき声かけ。左手を挙げあちらです。
右側からふたり連れの女性。左手を挙げあちらです。

左に顔を振りました。

ちょっと踵をあげてルン。

30分の間に動いたのはこれだけです。
私が飽きてきました。

パネルに近づき、映像を見ました。福島の三春町の滝桜を地元の人が力をあわせて描いた大作である紹介。なるほど警備がつくはずだ。

同じ制服を来た人が二人来てにこやかに会話。左手を挙げあっちと案内。元の姿勢に戻る。

40分経ちました。我慢できなくなり、声をかけました。

「40分前からみてるんですが、このパネルの警備ですよね?」
「いえ、この足元の金属が浮くので(通行人に支障ないように)
立っててくれ、ということで。」
確かに足元に人一人立つ大きさで八角形の金属のスノコ?
「え?このパネルとは関係ない?」「はい。」
「ちなみに、何人か道を聞かれてたように見受けましたが、どこを聞かれたんですか?」
「駅はどこですか?って」
「あなたはいつまでここにいるんですか?」
「一応8時から9時までで。あと数分です。」
「じゃ、また誰かが来て、同じように立ってるわけですか?」
「ま、それはいろいろあって。とりあえず私は9時までです。」
「そのファイルは何のファイルですか?」
「案内用の…。」
チラッとみると、JPタワーのフロア平面図。
…。

結果つまんない、ですが、なんちゅうか、最初は世の中にはこんな仕事もあるんだよ紹介、みたいな気持ちがあった私が、そこで40分も観察し、果てには声を掛けると言う、「ドキュメンタリーシアター取材好き好き症候群」に罹患している私にビックリ。

でもなんか、面白い経験でした。

IMG_0208.jpg
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